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タイトル:「スイスパスで巡る気侭旅」 投稿: W・Kさん

撮影:ミュスタイア、ソーリオ / 2009年9月16日
スイス唯一の国立公園をぬってバスはイタリア国境に近いミュスタイアの村へ。公園の手付かずの自然の何と荒々しいこと。我々がイメージする美しいスイスは人々が作り上げたものなのですね。世界遺産の修道院の古いフレスコ画に感動し、外に出れば墓地には新鮮な彩とりどりの花が何とも美しい。まるで時空を越えて旅をしたようでした。
青空、白雲、屹立する岩山、そして小さな村の石屋根、石畳の路地、聞きしに勝る素敵な空間が其処にはありました。ポストバスを乗り継ぎマローヤ峠を越え訪れたソーリオの村。帰路は峠のセガンティーニのアトリエも訪れました。
Message
オーバー・エンガディン地方とウンター・エンガディン地方の分岐点であるツェルネッツは、国立公園の入口。ワイルドな国立公園の中をバスが走り、オッフェン峠を越えるとミュタイア谷です。世界遺産の修道院で注目される谷奥のミュスタイアのほか、小さな集落が点在しており、花々が咲き誇る春や木々が色づく秋はとりわけ美しい谷です。

エンガディン地方とブレガリア地方の境にあたるマローヤ峠。画家セガンティーニの家とアトリエが残っています。アトリエの奥にはセガンティーニが改修して住居としたいと思っていたかつての城跡であるベルヴェデーレ塔があります。冬の間、マローヤより暖かなブレガリア谷奥のソーリオ村に滞在していたセガンティーニが”天国への入口 La soglia del paradiso"と呼んでいたほど。イタリアへと続く谷を見下ろす眺望は幻想的な美しさです。