クライネ・シャイデックから、ヨーロッパ最高地点の駅になるユングフラウヨッホまで結ぶユングフラウ鉄道。2012年に100周年を迎えます。100年も前に名峰アイガーの中を通した鉄道技術と発想には驚きです。氷の彫刻があるアイスパレス(氷の宮殿)では、世界遺産に認定されている雄大なアレッチ氷河の深部を体感することができる珍しいスポットです。
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撮影:メンリッヒェン=クライネシャイデック / 2009年7月9日
楽しみにしていたユングフラウヨッホ行きの日です。トップ・オブ・ヨーロッパという別名がついています。ラウターブルンネンからヴェンゲンまで木の座席のかわいい電車に乗り、ロープウェイでメンリッヒェン(2230m)まで上がり、クライネシャイデック(2061m)まで約2時間ゆっくり歩きました。前方にアイガー、メンヒ、ユングフラウ(4158m)の3山を眺めながら、かわいい高山植物の咲き乱れるトレイルを楽しく歩くのですが、そこで88歳の女性が杖をついてゆっくりゆっくりと歩いておられるのに出会ってとてもびっくり、また感嘆。息子さん(?)が手をひいておられました。4~5時間以上はかかったであろうと思われます。クライネ・シャイデックからかわいい登山電車に乗ると、すぐにトンネルに入り、そのまま展望台まで山の中を上がっていくのです。途中、2か所ほど外を見ることの出来る駅では5分間停車してくれます。ドヤドヤと下りていってまたドヤドヤと帰ってきたおじ様にどうだった?って身振りで聞くと、首を横に振り肩をすくめ、「なんとかかんとかミスティ」と言われたので、ガスがかかって見えないんだとわかりました。でも、幸運なことにユングフラウヨッホ(3454m)に着いたころには、ガスは晴れて、万年雪と氷の世界が開けました。外は寒いのに、中は暖房がきいていて半そでの人もいました。氷の宮殿はまた寒く、ツルツルなのに滑りもせず見事なものでした。万年雪の下の氷の層をくり抜いて札幌雪まつりのような彫刻をしてあります。この壁に見えるゴミというか物体はいったい何万年前のものなんでしょう。スケールの大きい大自然の中で自分を解放して大満足で帰ってきました。
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