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旅の基礎知識

 
 
 

パスポート・ビザ Passport and Visa

スイスの滞在には、スイス出国時まで有効なパスポート/旅券が必要です。

日本国籍の方は、半年の間(180日間)に合計90日以内のスイス国内滞在であればビザ/査証は不要です。

※スイスはシェンゲン加盟国ですが、他のシェンゲン加盟国での滞在は、上記のスイス滞在の90日とは別途計算されます。他のシェンゲン加盟国での滞在には、その国独自の協定が適用される場合があります。詳細は各国大使館に直接お問い合わせ下さい。

★留学、就業などの目的で半年間で90日を超える長期滞在をする場合は、スイス入国前に、スイスでの居住地を管轄するカントン当局に滞在許可発行確認書を直接申請しなければなりません。各カントンの管轄する部署のウェブサイトは下記のとおりです。

Cantonal immigration and labour market authorities


■在日スイス大使館
〒106-8589 東京都港区南麻布5-9-12
Tel: 03-5449-8400

在日スイス大使館
 
 
 

スイス税関 Swiss Customs Entry Regulation

スイス入国の際に免税で持ち込める範囲は下記の通りです。
携行品
洗面用具、洋服、本、カメラ、コンピュータなどの使用済みの私物で旅行中に使用して、日本にそのまま持ち帰るもの。
食料品
1日に消費するとみなされる量。
タバコ
紙巻タバコ200本、葉巻50本、刻みタバコ250gまでのいずれか1種類は無税。
※17歳未満の人はタバコは持ち込むことができません。
酒 類
アルコール分15%以上は1リットル、15%未満は2リットル。
※17歳未満の人はアルコールは持ち込むことができません 。
その他
上記以外の品物は合計金額がCHF 300まで。
動物・肉製品、植物・野菜・果物、武器などの持ち込み・持ち出しに関しては日本国が定める法律で制限・禁止されているほか、スイスの定める法律でも日本とは異なる基準にて制限・禁止されています。さらに航空会社の定める規制もあるので、上記の品物を持ち込むことはさけてください。どうしても持ち込む必要がある場合は、空港の税関、動物検疫所、植物防疫所などで詳細な条件を直接ご確認ください。
 
 
 

通貨 Currency

スイスの通貨単位はスイスフラン/略称CHFです。
硬貨にはラッペン(Rp)サンチーム(Ct)という単位もあります(1CHF=100Ct/Rp)。ヨーロッパの近隣諸国はユーロを使用していますが、EUに加盟していないスイスでは義務づけられていません。ホテルやショップなどの観光施設でユーロを使用できる所もありますが、多くの場合、おつりはスイスフランになります。
 
※1CHF=約80~110円 (現在のレートについては下記サイト参照)
   
■ 紙幣: CHF 10, 20, 50, 100, 200, 1000
   
■ 硬貨: Ct/Rp: 5, 10, 20
CHF: 1/2, 1, 2, 5
 
 
 

両替・カード Exchange and Credit Card

銀行や駅、ホテル、空港など各所で、円またはドル、ユーロなどの現金からスイスフランに両替することができます。とくに駅の両替所は朝から夜まで休日でも営業しているので便利です。主なクレジットカード(VISA 、マスターカード、アメリカン・エキスプレスなど)が広く通用するので、メインの支払いはクレジットカードを利用する方が安心です。海外のATMで自分の口座から現地通貨で引き出せる国際キャッシュカードやクレジットカードのキャッシングを利用する人も増えています。ATMは街の各所に設置されているので、簡単に必要な分だけの現金を入手することが可能。それぞれカード会社が決めた利息や手数料がレートにかかりますが、無駄な両替がなくなるので、結果的にはおトクになる場合が多いようです。
 
 
 

物価・予算の見積もり Prices and Budget

物によって日本より高いもの、逆に安いものもありますが、全般的にみれば日本と同じくらいの物価水準です。どこの国も同じことですが、スーパーでは安く購入できるスナックやドリンク類も、レストランやホテルのミニバーなどでは割高。スイスには、高級品からお手頃価格のものまで幅広く揃っているので、どういったスタイルの旅にするか、何を買うかなどで、予算は大きく異なります。
 
 
 

スイスの祝祭日 Public Holidays

日本とは考え方もルールも全く異なります。スイス連邦が定めた”国民の祝日“は建国記念日(独:Nationalfeiertag Schweiz、仏:Fête nationale Suisse)だけです。法定祝祭日はカントンごとに、1年に8日まで自由に制定できることになっています。全国共通になっている新年(独:Neujahrstag、仏:Nouvel an)とキリスト昇天祭(独:Christi Himmelfahrt 、仏:Ascension)、クリスマス(独:Weihnachten、仏:Noël)のほか、大部分のカントンが制定しているもの、通例として休日になるものを含めると下記のようになります。

2011年 2012年
元旦 1月 1日 1月 1日
聖金曜日 * 4月22日4月 6日
復活祭(イースター ) * 4月24日4月 8日
復活祭月曜日 * 4月25日4月 9日
キリスト昇天祭 * 6月2日5月17日
聖霊降臨祭 * 6月12日5月27日
聖霊降臨祭月曜日 * 6月 13日5月28日
聖体祭(コルプス・クリスティ)* 6月23日6月 7日
建国記念日 8月 1日 8月 1日
クリスマス 12月25日 12月25日
ボクシングデー 12月26日 12月26日
* 印はイースター関連の祝日なので毎年、日が変るもの
※1月2日、5月1日(メーデー)なども多くの地域で休日になります。

カトリック教徒が大部分を占める州では、キリスト生誕や復活また聖人に関する宗教的な祝日が数多くあります。また地元の祭りの日がその地域だけで祝日になるなどさまざまです。ショップやレストランなど、旅行者に関係する施設の営業日としては関係ない場合も多いので、あまり気にする必要はありませんが、細かく調べたい場合は、下記のウェブサイトでご確認いただけます。

 
 
 

時差 Time Zone

スイスは日本より8時間遅れです。ただし3月最終日曜日から10月最終日曜日までの期間はサマータイムとなるため日本との時差は7時間となります。とくに切り替え時期に旅行する人は、現地での時計調整に注意してください。
 
 
 

電話 Telephone

スイスの公衆電話はコイン式とカード式のタイプがありますが、現在ではカード式が主流。「タックスカード Taxcard ® 」というテレフォンカードのほか、主なクレジットカードも使えます。タックスカードはCHF5、CHF10、CHF20の3種類があり、郵便局、鉄道駅、キオスク、ガソリンスタンド、スイスコムショップなどで購入できます。公衆電話は鉄道駅や空港や郵便局、街の各所に約 8000台設置されています。ホテルからかけると、通話料のほかに手数料が加算されている場合があるので割高になります。

日本への国際電話をかける場合、日本の電話会社が取り扱っている国際電話用プリペイドカードを購入、または国際電話コーリングカードの契約をしておくのも良いでしょう。各社それぞれ異なる割引サービスが適用されるので、通話料が安くなる場合もあります。詳しくは電話会社でご確認ください。

◆ 電話のかけ方:日本からスイスへ電話
スイスの国番号は41です。日本は国際電話のアクセスコード(0033、001、0061など)が使用する電話会社によって異なることと、マイラインサービスがあることで複雑になっているので注意してください。

マイライン/マイラインプラスで国際通話区分を登録している場合
[国際電話認識番号=010] [スイスの国番号=41] [市外局番から0を抜いた番号][7桁の電話番号]

 (例)044-288-1205(あるいは、+41 44 288 1205) の場合
   → 010-41- 44-288-1205

マイライン/マイラインプラスで国際通話区分を登録していない場合
[国際電話のアクセスコード(0033、001、0061など)][国際電話認識番号=010] [スイスの国番号=41] [市外局番から0を抜いた番号][7桁の電話番号]

 (例)044-288-1205(あるいは、+41 44- 288-1205) の場合
  → 0033-010-41- 44-288-1205

ヨーロッパでは国際電話のアクセスコードが共通(00)なので、スイス本国のパンフレットやウェブサイトでは外国人向けに国番号の+41をつけて表記している場合が多くみられますのでご注意ください。
◆ 電話のかけ方:スイスから日本へ電話
国際電話認識番号00が共通なので、日本の国番号81の後、市外局番から最初の0を抜いてかけるだけです。
[国際電話認識番号/00] → [日本の国番号/81] → [市外局番から0を抜いた番号/3] → [相手の電話番号/5401-5406]

 (例)03-5401-5406にかける場合
  → 00-81-3-5401-5406

 
 
 

携帯電話 Mobile Phones

スイスでは固定電話より移動電話の契約者が多いほど、携帯電話は普及しています。携帯(移動)電話会社はスイスコムSwisscom、オレンジOrange、サンライズSunriseの3社が主流ですが、居住地域の98%をカバーするスイスコムのネットワークが通話エリアとしては最大。SMS(ショートメッセージサービス)、MSM (マルチメディアメッセージサービス)を利用した情報提供も盛んです。

スイスの携帯はヨーロッパやアジアを中心に100ヶ国以上で利用され、携帯電話の世界標準といわれるGSM方式を採用しています。これまで日本の携帯は独自の無線通信方式(PDC)が主流だったため、ほとんどの外国で使用できませんでしたが、最近はGSM方式も取り入れた海外で使える携帯機種も多くなりました。自分の携帯が海外で利用できるタイプではない場合は、国際携帯電話のレンタルが便利。料金体系や利用範囲などよく確認のうえ、選択してください。

 
 
 

電圧とプラグ Electricity

日本の標準電圧はAC100Vですが、スイスの標準電圧はAC230Vです。日本の電化製品を使用する場合は、変圧器を用意する必要があります。ただし海外でも変圧器なしで使えるように自動電圧切替式(110V~240V対応)の製品も多いので、まずは確認してみましょう。スイスではコンセントのプラグの形も違うので対応するプラグ変換アダプタが必要です。ほとんどの場合は、2穴平型で使えますが、マルチプラグの方がさまざまな国に対応できるので便利。
 
 
 

モバイルアクセス Mobile Access

スイス旅行中に、インターネットやEメールを見たいだけなら、ホテルのビジネスセンターや、町のインターネットカフェなどを利用する方法が一番簡単です。しかし頻繁にアクセスする場合や日本語環境で使いたい場合は、やはり自分のノートパソコンを携帯して使うことになるでしょう。電話回線接続の場合、モジュラージャック、モデムセーバー、スイスでのアクセスポイントが必要なうえ、ホテルによってはうまく接続できないことも多いので、無線LANでのアクセスの方が確実です。ホテルや空港、駅など各地にかなり普及しているスイスコムのホットスポットでは、専用のプリペイドカード(Value Card)を購入してログインするだけでOK。クレジットカードで必要な時間を購入して即利用することもできるようになりました。アクセスポイントやウェブメールの設定などが必要な場合は、出発前に契約しているプロバイダー会社の情報でよく確認しておくようにしてください。
 
 
 

健康・保険 Health and Insuarance

日本からの旅行者は必要ありませんが、入国前14日以内に感染地域指定国を旅行している場合のみ、予防接種が必要となります。スイスの医療機関は世界でも高水準なので、旅行中の治療、入院などは安心ですが、医療費は本人の全額負担です。程度にもよりますが、かなりの費用がかかるので旅行保険に入っておくことをおすすめします。また風邪薬や胃薬、下痢止め、酔い止めなどは、飲み慣れた薬を日本から持参したほうが良いでしょう。
 
 
 

バリアフリー Barrier Free

スイスでは障害者の方が健常者と同じように移動や旅行が楽しめるように、国をあげて積極的な取り組みがおこなわれています。とくにバス、鉄道、ケーブルなどの公共交通機関、空港施設や宿泊施設など、多くの施設で車椅子利用可能な設備などが増えています。
▼バリアフリーな観光施設、車椅子で入れるレストランやホテルなどの情報は下記サイトで確認できます。

車椅子で入れるホテル情報
車椅子で入れるレストラン情報
その他全般情報(障害者向け旅行サポート関連)

▼ スイス国鉄では、障害者の方の鉄道旅のサポート情報、車いすでアクセスできるチケットカウンター、トイレ、電話ボックス、補聴器のあるカウンター、階段を使わずプラットホームにアクセスできるスロープ/エレベーターなどが設置された駅の情報を紹介しています。詳しくは下記サイトでご確認ください。

Passengers with a handicap/SBB

© Foto SBB
© Foto SBB
© Foto SBB
© Foto SBB
 
 
 

服装選び Clothes

全般的にみて、季節の推移や気温など、日本の北海道や高原などと同じような感覚です。といっても、標高200mの町と標高1500mの村では、春の訪れにも1ヶ月ほど差がでてきます。スイスでは(とくに山岳地帯では)、快晴で汗ばむほどの陽気でも、天候が悪化し風が吹いてきたりすると急に寒くなったり、昼間は暑くても朝晩が冷え込むなど、1日の中でもかなり温度が変化します。いつでも長そでのカーディガンやセーター、ウインドブレーカー、軽いフリースなど、着脱が簡単でこまめに温度調整ができる準備をしておいた方がよいでしょう。軽いマフラーや手袋などもあると、万一の防寒対策に効果的です。基本的にファッションは個人の自由ですが、山でハイキングする時と、都会の街並を歩く時の格好は自ずと異なります。どこの国でもTPOが肝要。高級ホテルや高級レストランでは、少しエレガントにするなど、周囲とのバランスを考えた服装は楽しい旅のエチケットです。
 
 
 

携帯品のおすすめ Goods

日差しの強いスイスの山岳地では、夏の暑い日はもちろん、冬でも雪での照り返しが予測されるので、サングラスや日焼け止めクリームは必需品。また、日本に比べて非常に乾燥しているため、保湿クリームやリップクリームもあったほうが良いでしょう。また荷物が増えた時のために、折りたたみの携帯バックなどを持っていると便利。