~ユングフラウ鉄道全線開通100周年記念~
ハイジの愛したアルプスの世界へようこそ | ||
『アルプスの少女ハイジ』とユングフラウ地方
スイスの作家シュピーリが約130年前に書いた物語を原作に、演出を高畑勲氏、場面設定・画面構成を宮崎駿氏、キャラクターデザインと作画監督を小田部羊一氏という、アニメ界の巨匠たちがつくりあげた『アルプスの少女ハイジ』。放映が始まる1年前、海外旅行もまだ一般的でなかった時代に「本物のスイスを肌で感じ、世界に通じるアニメを制作したい」という強い思いで、スイスロケを敢行。日本で初めて海外ロケをして制作されたアニメとなりました。 1973年、7月15日に東京を出発した一行は、チューリヒからスイスに入国。原作の舞台マイエンフェルト周辺を訪ねた後、アルプスのイメージを求めてベルナーアルプスを抱くユングフラウ地方に向かいました。そして、ユングフラウ鉄道の発着点でアイガー・メンヒ・ユングフラウ三名山を眼前に望むクライネ・シャイデックに宿をとり、グリンデルワルト、ユングフラウヨッホ、ラウターブルンネンなど、アルプスの情景を見て回ったのです。 白く輝く雪山、雄大な氷河、岩壁を滑り落ちる滝、沢のせせらぎ、花々、赤く山を染める夕焼け、山上湖、青空と白い雲など。アニメの中で描き出されていた憧れのアルプスの世界は、空想の世界ではなく、現実の情景としてユングフラウ地方に息づいています。 |
