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西洋タンポポ Dandelion/Löwenzahn

 

 


タラクサム・オフィキナレ(キク科) Taraxacum officinale
独名:レーヴェンツァーンLöwenzahn
時期:4月~7月


和名では西洋タンポポ。主に4月から6月にかけてスイス各地で咲いていくタンポポは春を代表する花のひとつ。独語、仏語ともにギザギザの葉から“ライオンの歯”という意味の名前がついています。アルプスの牧草地に多いので、独語では「クーブルーメ(牛の花)Kuhblume」という俗称がある。英名のダンデライオンは、仏名「ダン・ドゥ・リオンDent-de-lion」の英語読み。仏語には「ピソンリPissenlit」という一般的な俗称もあり、直訳すると“おねしょ”という意味。それは利尿効果があり、薬草としても用いられるタンポポの特性に由来しています。花が咲く前の柔らかな若葉を使ったサラダは早春限定の人気メニュー。


西洋タンポポなどのあざやかな黄色の花が絨毯のように広がるさまは、春を代表する花風景のひとつ。目安としては、標高500m〜700mくらいの野原なら4月上旬〜5月上旬、標高1000m〜1500mあたりの山の裾野に広がる牧草地(アルプ)では、牛の放牧が始まる前の5月上旬〜6月上旬に見頃をむかえます。山岳地方、湖水地方、田園地帯などスイス各地で出合うことができるでしょう