スイス・春のグルメ
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森の木々や草原で若葉が芽吹き、各地で花が咲き始める春のスイス。フレッシュな緑の葉もの野菜や、日本では漢方薬に処方されるようなハーブ(野草)が登場する季節でもあります。たんぽぽの若葉やハーブを使った優しいデトックス効果のあるサラダなどがおすすめです。そのほか、食卓で春を感じる旬の野菜といえば、何といってもシュパーゲル(アスパラガス)。日本の缶詰でみるものとはちがい太くて食感もある白アスパラガスが春の定番です。そして5月末頃からは、イチゴが春のデザートメニューに登場。野原に花が咲き誇るスイスで、春の味覚も楽しんでみましょう。
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フレッシュなサラダは春の楽しみですが、とくに早春限定のメニューはタンポポの葉のサラダ。昔からヨーロッパでは食用とされていてビタミンも豊富。フランス語での俗称がピサンリPiss-en-lit(おねしょ)という意味を持つように、利尿効果があるとされています。サラダには、花が咲く前の小さくて柔らかい若葉を使います。ゆで卵やチーズ、ほかの野菜などをそえて、白ワインベースのドレッシングをかけて食べることが多いようです。
ドイツやスイスで春の到来を告げる野菜といえばアスパラガス。スーパーの店頭や市場には、存在感のあるアスパラガスが並びます。日本で売られている缶詰のものとはちがってフレッシュで太い白アスパラはしゃきしゃきとした歯ごたえが絶品。シンプルに茹でたアスパラをサラダにしたり、卵黄とバターと酢(レモン汁)でつくったオランデーズソースをかけて食べるのが定番。そのほか、クリームスープやチーズを上にのせて焼いたグラタン風のメニューもよくあります。
仏語で熊のニンニクというように、玉葱やニンニクのような香りが特徴のハーブ(野草)。別名で森のニンニク、野生のニンニクとも呼ばれています。湿気の多い森の木々の下によく生える野草で、白くかわいい花が特徴。チューリヒ郊外のシールヴァルトSihlwaldのように、一面に群生するスポットがあります。
春から初夏にかけての果物といえばイチゴ。昔からの露地栽培の旬は5月下旬から6月下旬。現在は、栽培技術の向上から夏栽培も行われており、10月くらいまでフレッシュなイチゴを食べることができます。山の春も訪れつつある5月下旬になると、スーパーの店頭にイチゴのケースが並び、レストランにはイチゴの特別デザートが登場。イチゴを使ったパフェやケーキ、赤ワインにつけ込むコンポートなどのメニューのほか、グラムでイチゴそのものを注文して、アイスや生クリーム(スイスドイツ語でラームRahm/フランス語でクレーム Crème)をお好みで追加するスタイルもあります。 |
